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DIYでの外壁塗装のメリットとデメリット

外壁塗装をDIYで挑戦したいときにおさえておきたいのがメリットとデメリット。一度確認しておくだけでトラブルを防げますよ。

コストの節約

一般的に30坪程度の住宅の外壁塗装は、業者に依頼すると70〜100万円かかることがほとんどです。しかしDIYの場合は道具を全て揃えても30〜50万円と、コストを半分程度に抑えることができます。ただ、一軒家の塗装には安全のための足場の設置費用も別途でかかります。

自分のペースで作業

DIYの良さは、自分のペースで作業でき、自分好みに仕上げられることです。作業途中で違う色に変更したり、思いつきで絵や文字を描いてみたりできるので、こだわりがある人には向いていますね。たとえ失敗しても自分の責任なので、あきらめがつきます。

時間と手間がかかる

業者に依頼すると2〜3週間程度で済む外壁塗装工事は、DIYでは最低でも3ヶ月はかかります。DIYの場合一人での作業が多いことに加え、仕事終わりに作業するとなるとなかなか進まないでしょう。さらに道具を購入して塗料の調整をすることから始まり、養生して3回に分けて塗っていく作業を一人で負担するのは、非常に手間がかかるのです。

専門的な技術や知識の必要性

外壁塗装には、塗り方だけでなく下地の処理や塗料の希釈調整、乾燥させる時間など、専門的な技術や知識が必須。少しでもミスがあると仕上がりの美しさや耐久性に大きく影響します。また、外壁塗装は高所作業になるので転落や事故のリスクが高いです。家庭用の脚立などで済ませず、必ず足場を設置しましょう。

横浜市港北区・横浜市青葉区で外壁塗装をお考えなら、ふくとくペイントにお気軽にご相談ください。

DIYでの外壁塗装の基本ステップ

塗料の選び方

外壁塗装には下塗り材と中・上塗り材があります。それぞれの特徴を理解して、最適な塗料を選びましょう。

【下塗り材】シーラー

外壁の下地を保護し、下地と上塗り材との密着性を高めるための下塗り材。主にシーラーとフィラーの2種類がありますが、初心者には水のようにさらさらしていて扱いやすいシーラーをおすすめします。

【中・上塗り材】アクリル

中・上塗り材の中で最も安価なアクリル。カラーバリエーションも豊富ですが、紫外線に弱く耐用年数が5、6年と短いので、外壁塗装工事ではほとんど使用しません。

【中・上塗り材】ウレタン

光沢性があり美しい仕上がりになるウレタンは、業者が外壁塗装で使用する最も安価な塗料です。しかし耐用年数が8〜10年と短いです。

【中・上塗り材】シリコン

耐熱性・耐水性に優れたシリコンは、汚れにくく、業者が最も使用する塗料です。ウレタンと比較すると価格は上がりますが、耐用年数は10年以上です。

【中・上塗り材】フッ素

耐久性が抜群に良いフッ素は、メンテナンスの手間も省けます。最も高価ですが耐用年数は15年以上です。

塗り方のポイント

塗る順番は計画的に決めておく

塗装を行う前に、塗る順番は考えておきましょう。基本的に外壁塗装は上から下へ塗っていきます。最初は小さな箇所から始め、刷毛やローラーなどの使い方に慣れてから大きな箇所の塗装に入るとスムーズです。

しっかり乾燥させることが大切

塗り方が均一になっていなかったり塗り残しがあったりする場合、つい慌てて塗り直してしまいがちです。乾く前に再度触れてしまうと、塗膜が崩れて汚くなってしまうので、完全に乾燥させてから塗り重ねると綺麗に仕上がります。

安全対策とリスク

足場の設置

外壁塗装は高所作業になるため、安全な足場の設置は必須です。市販の脚立ではなく、専用の足場をレンタルすることをおすすめします。足場の設置は専門の業者に依頼することで、作業の安全性が高まります。

高所作業の注意点

高所での作業は転落リスクがあります。ヘルメットや安全帯を着用すること、風の強い日は作業を避けることなど、基本的な安全対策をしっかりと行いましょう。

塗装作業の計画と進行

塗る順番の計画

塗装作業は基本的に上から下へと進めます。まずは屋根や高い位置の外壁から始め、最後に低い位置の外壁を塗るようにしましょう。

乾燥時間の確保

塗料によっては乾燥に時間がかかるものもあります。そのため、次の塗装作業に移る前に十分な乾燥時間を確保することが重要です。

よくある失敗例とその対処法

失敗例1:塗料の選び方を間違える

塗料の種類によっては、耐久性や仕上がりに大きな違いが出ます。失敗を避けるためには、事前にしっかりと塗料の種類と特性を調査しましょう。

失敗例2:下地処理を怠る

下地処理をしっかりと行わないと、塗料が剥がれやすくなります。下地処理は必ず行い、その上で塗装作業を始めましょう。

まとめ

DIYで外壁塗装をするなら、下調べが必須です。時間とやる気さえあれば、費用が抑えられる・自分好みのデザインにできるといったメリットがあります。

しかし、素人判断で塗料の選び方を間違えたり、上手に塗れずに見栄えや機能性が落ちてしまったりなど、思い通りにいかない可能性は高いでしょう。

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